皆様こんにちは。
まずは、タイトルにある通り当社が1970年創業から53年目を迎えました!
本来であれば3年前の創業50年という節目に記念事業をおこなう予定でしたが、新型コロナウイルスにより記念事業を当初予定通りにおこなえなかったのが残念です。
しかしながら!この度、無事に記念事業を実施できましたのでご報告させていただきたく思います。
改めて当社の説明を記載させていただきます。
1983年に有限会社化。1997年に阿部正人から阿部英輝に事業継承。株式会社化
従業員数は総勢20名。2023年3月期の年商は3億6千万円。
十勝管内を中心に、個人庭園作庭、公共造園、工場緑化工事、などを生業としております。
さて、当社は創業から半世紀の歴史を刻みました。ここまで歩めたのも従業員を始めとする地域住民の皆様のおかげだと思っております。
50周年記念事業として以下のことを地域に寄贈という形でおこないました。
・竹垣庭園の作庭(臥龍垣一式)
・サクラ植栽20本、二脚鳥居支柱
・公園内危険木整備
竹垣庭園の作庭(臥龍垣一式)
50周年記念事業をきっかけに地域貢献として「長く愛される名所。鈴蘭公園」を目指すべく造園屋としての技が光る庭園をつくることで鈴蘭公園の話題性を上げ、少しでも音更町に人口流動を図るべく事業構築いたしました。
鈴蘭公園展望台横にて作庭開始。
臥龍垣の考案者であります、株式会社 楽月園 代表取締役社長 荻原高志 をお招きしご指導をいただきながら施工致しました。臥龍垣とは、柱を用いない竹垣。玉縁は竹細割りの巻き玉縁とし、龍の背がうねっているかの様に上下に変化させる。また左右(前後)にも変化させ、うねりをより強調させる。組子は割竹二枚合わせで斜めに使い、菱目は揃えず、乱れ手法とする。龍の荒々しさを表し、特別な雰囲気を醸し出します。
この鉄筋で臥龍垣の骨組みを作っていきます。左右上下に龍がうねる様な形を作ります。
この様な特別な道具を使用し、徐々に徐々に曲げていきます。当社の西村君。真剣な顔でかっこいい!
押縁を取り付ける。押縁用太竹を組子を挟むように取り付け片面に2枚ずつ上下に並べ取り付ける。
どんな感じに完成するのかワクワク!!
つぎは玉縁を作っていきますよ~!
竹節が割れるときの音が気持ちいです。
割れた竹を更に割って細くしていきます。
総務 牛島課長も参戦!こんな竹包丁で細く細っっそ~く割っていきます!約5mmになるまで。
ちなみに真っ直ぐ割れないといけません。偏ったりしてもいけません。
玉縁の下地になるアンコです。竹ぼうきを解体したものです。
このように巻き付けていきます。
太さ30㎝になるように竹枝をくくり付けて、先程の5mmに割いた竹を玉縁にしていきます。
竹の節を綺麗に揃えながら結束していきますよ~!
結束バンドを用いて仮止めします。この後に銅線で本締めします。
玉縁完了です!
おっと、、玉縁を付けている間に当社の女性従業員の谷地さんがシェロ縄で押縁を結束してくれていました!
ってな感じで完成!笑
なんて雑な説明なのでしょうか。。。笑
こんなポンポン写真を添付していますが、完成するまでに約5日間も掛かっています。
本当に雑な説明で申し訳ないのですが、説明すると文章ばかりになってしまいそうで、、画像を見て「凄い!!」と思っていただければOKだと思います。笑
ここが苦労した。とか、ここがポイントです。みたいな投稿をしたいのですが、、すいません。見て感じてください。笑
左 株式会社 楽月園 代表取締役社長 荻原高志 様
右 株式会社 阿部造園 代表取締役社長 阿部英輝
当社が50周年を迎えられたのは、紛れもなく日頃より頑張ってくれている従業員のおかげ。そして、地域、住民の皆様のおかげだと思っております。これからも新たな歴史を刻みながら邁進してまいります!