今回は数年ぶりに「石積み」施工しましたので簡単にご紹介しようと思います。
イギリスに行かれた方はこの様な物を見たことあるのではないでしょうか?道沿いや牧場の境によくあると思います。正式名称は「ドライストーンウォーリング」です。本場ではセメントは一切使わずに石を積み上げていくのですが、今回は中にバサモルを詰めて施工しました。十勝ヒルズさんで施工したのが最後でしたので、久々の施工にワクワク、ドキドキでした!
まずは路盤を作って、、、
路盤を作っている最中に仕分けです。大、中、小、厚い、薄い、などを簡単に仕分けします。今回、使用する資材は「北黄石」という物です。
初段です。面の通りやアールの形、石の表情をよく見て積み上げていきます。本来ならこの石と石の間にモルタルは入れません。本場では間に割った欠片を入れていきます。施工の仕方は様々です!(^^)!
北海道音更町でもこの日は25℃ぐらいになったのかな?熱中症対策としてテントを張り作業してました。
こんな感じで仕分けしてわかりやすくしています!それに現場は整理整頓が基本です。
材料に限りがありましたので、余す物なくすべて使っていきます!
こんな感じで石を割り形を整え、少し厚い物は薄くしたりします!すべて手作業で行います。
道具は、ハンマーと石ノミだけです。あとは心。美しい曲線や直線を思い浮かべながら心を込めて叩きます。
今年、入社してくれた職員と共に一緒に頑張っています。
中段までできました!ここまでくると天端の事を考えながら石を積んでいきます。
完了です!達成感が気持ちい~。。天端もビシッと揃っていて良い感じです。ライラック、モミジ、コブシを植栽しアプローチに平板を敷設しました。石積の使用用途はベンチになります。休憩スペースとしてこれから活用されていきます!従業員さんの憩いの場に役立てば幸いです。
ちなみに天端はこんな感じです!座ってもビクともしませんよ!(^^)!
こんな経験ができるのも造園屋さんだけだと思います。作業は正直、大変ですが達成感がある仕事です。